ドアガード付き錠ケースの故障による取り寄せ交換【川越市】

【埼玉県川越市の鍵屋】

今回は同じ町内に住むお客様からのご依頼です。

グーグルマップを見て近くにあることを知ってご依頼いただきました。

川越市内は無料で出張しますのでまずは状況の確認に。

高齢のお母さまが鍵を開けられないとのこと。
ご依頼は娘さんからでしたが、当日は立ち会えないとのこと。

まずは現場へ。

『上側が鍵を開けてもあいていない』ことがあって下しか掛けないとのこと。

娘さんは普通に上の鍵も使っているみたいです。

私が確認するも問題なく回ります。

その原因とは。

これが原因。
この側面にドアガードの機能があります。

一般的な鍵は回すと『カチャ』と音がなり開けられます。
しかし、この鍵は『カチャ』『カチャ』と二段階作動します。
閉めるときは最初の『カチャ』（斜め）でドアガードが掛かります。
次の『カチャ』（縦）まで回すと鍵が掛かります。

高齢のお母さまはその機能を知らなかったみたいでした。
帰宅後に『カチャ』と鳴ってドアを開けるとドアガードが掛かり開かない状態や
外出時に閉めたと思って確認して開けるとかかっていない状態
に何度もなり怖くなり下しか閉めなくなったみたいでした。

私、個人的にはこの機能は微妙だと思ってます。
ドアガードが中に隠れているので見た目はスタイリッシュかもしれません。

しかし、これは壊れやすいです。

ドアガードが掛かっていることを知らずに勢いよくドアを開けると
細長い部品に衝撃が加わります。
何回かやるとまぁ壊れますよね(笑)

この機能のせいで中途半端にかかってしまいドアが開かないトラブルを何回か経験しています。
気を付けてても絶対にやらかしてしまうので意味ないですよね。

交換する方法もありますが、お金をかけない方法としてドアガードの部分を取ることを薦めました。
ドアガードの部分を取れば引っかかることはなくなります。
（音だけは２回鳴りますが・・・）

ドアガードの部分を壊してみたけどやっぱり気になるからとのこと。

壊れかけだったこともあり、斜めの状態で止まってました。
引っかかるドアガードの部分は取り外しているので動きに影響はありません。
しかし、サムターンが斜めになっているのが気になるみたいですね。

経年劣化の影響かサムターン側が壊れてました。

斜めから開く方向には回りませんでした。

大元の原因である錠ケースを交換しました。

通常であればここで終わりですが、無理やり使っていたせいかサムターン側もダメになっていたのでサービスで交換しました。

同じ品物に交換しただけなので、今までと同じ使い方をするとまたいつか壊れます。

高齢のお母さまには『カチャ』『カチャ』と二段階音がするところまで回すように説明し終了です。