2021年も24時間営業します
【埼玉県川越市の鍵屋】
鍵のクロロックです。
0803738-9669
埼玉県全域で鍵のトラブルやバッテリー上がりに24時間出張対応しています。
今回はさいたま市中央区にあるアパートで鍵開けのご依頼を頂きました。
今回の鍵はこちら!
2021年の初仕事はBT上がりでしたが、初鍵開けは、一番好きなシャーロックのカードキーの開錠でした!
大手鍵屋からの紹介案件でしたが、最高のスタートですね。
お客様はカードキーを別の場所に忘れてきたらしく、すぐに取りに行ける場所ではなく、すぐに中に入らないといけない理由があるとのことで、料金説明をしてご了承いただき作業に入ります。
シャーロックのカードキー場合には専用の治具を使って開ける方法とドアスコープなどから工具を入れてサムターンを直接回して開ける方法の2通りの開錠方法がありますが、専用治具の鍵開けが好きなのでそちらで開けていきます。
このシャーロックのカードキーは穴の開いたカードキーで各部屋ごとに開いている穴の位置が違い、それを読み取って開けていきます。
写真は開錠治具で疑似カードキーを作り終わったところです。
穴が一致しないと奥まで入らず、穴が一致するともう一段階奥まで入り、下側の丸い部分を回すことが出来ます。
穴を開ける位置を1つ間違えるだけでも失敗してしまう作業なのですが、今回も失敗することなく上手くいきました!
スムーズに開けられたので、書類にいろいろと記入するほうが時間かかってます(笑)
開錠後に判明しましたが、サムターンは特殊な防犯サムターンがついていたので、万が一これを開けるとなっていた場合には相当苦労したと思います・・・(スコープから開けてたら、1時間ぐらい掛かったかもしれないですね)
鍵屋の仕事は1分で開いても1時間で開いても基本的に作業料金は変わらないので、私の場合にはできる限り早く開けようと心がけてますが、大手鍵屋に居たときに早く開きすぎると、お客様に『そんなに簡単に開くんだ、そんな簡単に開くのに高すぎでしょ』や『楽な商売だね』などと嫌味を言われたこともありますね・・・
私が鍵屋に就職したばかりのころに先輩社員に『新人の方がお金はもらいやすいよ』と言われたことがありますが、最初は理由がわかりませんでしたが、慣れてくるうちに開けるまでにかかる時間や書類などの記入にかかる時間も早くなって、上記のようなことを言われるようになって初めて理解しましたね。
私自身は、夏場の暑い中や冬の寒い中での作業だと作業時間が短いほうが待ち時間も少なくお客様の立場からも良いと思ってましたが、今までの経験だと、同じ金額を支払う場合に【5分かからずに開いてお金を支払う】場合と【15分ぐらいかかって開けてもらって支払う】場合では、後者の方が気持ちよくお支払いしてくださる方の方が多いんですよね。
簡単に開くよりかは、ある程度時間が掛かかったほうが大変な作業だなと思われるのでしょうね。
時間が掛かりすぎて文句を言うお客様は理解出来るのですが、簡単に開きすぎて文句を言うお客様もいらっしゃるので、適度な時間を掛けたほうが良いみたいですが、私にはそんな高度な時間配分は出来ませんので、出来る限り素早く開けることを心がけています。
特に書類に記入する時間はお客様にとっても無駄な時間なので、早く書くようにしています。
某大手鍵屋で働いていたときに、『そんな簡単に開くなら安くしてよ』などと言われた場合には、『わざとゆっくり開けても、早く開けても料金変わりませんので、早く開いたほうが良くないですか?』と言ってしまってましたが、それには別の理由もありまして、某大手鍵屋にいたときの書類は、【作業前にお客様に確認して記入してもらう料金説明等の作業前確認書】と【作業後にお渡しする領収書が複写でセット】になっていたため、【作業後に値引きをすると作業前確認書と領収書の料金が違う】ことになってしまい、会社として経理等で問題になることを防ぐためでもあるのですね。
私が鍵屋に入ったばかりのころは、作業前確認書という書類はなく、事前に口頭で料金を説明して、終わったら領収書を発行する形でしたので、作業時間が掛かりすぎた場合などには、作業後に作業員の判断で値引きすることも可能でしたが、
【口頭で料金を伝える場合だと、料金に関して言った言ってないの水掛け論】
にもなりますし、作業後に領収書いらないからってお客様も多く、
【作業をしたのに会社にはキャンセルの報告をして、お客様から頂いたお金をくすねる作業員もいた】
からみたいですね。
(過去にお金をもらったのに領収書を発行しないで、キャンセルと報告をして、そのことが後々会社にばれて裁判沙汰になった作業員も何人かいたみたいです・・・)
そういったトラブルも重なり、作業前確認書付きの領収書になってしまって、簡単に値引きが出来なくなってしまったんですよね
某大手鍵屋を辞めて独立後の現在は、違う大手鍵屋から仕事を紹介してもらい、下請けみたいなこともしていますが、そこの鍵屋も作業前に記入する書類と領収書が一体型になってるので作業後に値引きは出来なくなっていますね。
私が知る限りでも何社かは作業前確認書と領収書が一緒の会社があるので、詳しい理由はわかりませんが、一体型にした方がトラブルが少ないのかもしれませんね。
鍵屋によって対応は変わるとは思いますが、そのような理由もあるので、もし料金を安くしてほしいと思った場合には作業をする前に交渉すると値引きしてくれるところもあると思います。
鍵のクロロックでも作業前に作業前確認書類に記入してもらいますが、【作業前確認書と領収書は別用紙】なので、作業時間に時間が掛かりすぎた場合など、お客様にご迷惑をおかけした場合には値引きすることも可能です。
しかし、逆に簡単に開いてしまった場合には、事前にお伝えした料金より安くなることはございませんので悪しからず。
値引きを希望する場合には作業前にご相談ください。
クロロックでは、お客様に作業時間を聞かれた場合には、基本的に余裕を持った時間を伝えるようにしてるので、事前にお伝えする作業時間より早くなる場合の方が多いですが、簡単に開いているわけではありませんよ。