【埼玉県川越市の鍵屋】
鍵のクロロックです。
080-3738-9669
GW中も休まず、埼玉県全域で鍵のトラブルやバッテリー上がりに24時間出張対応しています。
今回は朝4時に川越市内にあるコインパーキングからエンジンがかからないとのご依頼いただきました。
10分かからず現場へ到着し、まずはバッテリー電圧を測定します。
機械を準備しながら『ライトとか点けっぱなしにしたんですか?』と確認すると、『そんな記憶ないんですよね』とのこと。
バッテリー電圧を測定して12V以下ならバッテリー上がり、12V以上なら劣化の可能性が考えられます。
バッテリー上がりはライト類の点けっぱなしなど原因がありますが、劣化の場合は急にかからなくなることが多いですね。
エンジンルーム内のバッテリーを見てみるとすごい綺麗で『いつ交換されましたか?』と聞くと『1~2週間前に車検に出してそのときに交換した』とのことなので劣化の可能性はないのでバッテリー上がりが原因ですね。
機械を繋ぐと通常であれば〇〇Vと表示されるはずですが、何回繋いでもmVしか表示されません。
この数値が正確だとすれば完全に放電しちゃっていることになりますね。
1番新しい機械の3号機を繋ぎますがエンジンは掛からずエラー音が・・・
次にバッテリーから電源を取り自動で機械を作動させるタイプの2号機を試しましたが、自動では電源が入らず、強制的に電源を入れて試してみますがエラーメッセージが出てやはりエンジンはかかりません。
最後にほとんど使う機会がなくなった1号機を使って試してみます。
この機械は古いので無駄な機能もなく、3号機のようなエラー音がなったりもしないので完全放電したときには使えるときが多いので一応車に積んでます。
50%あった電池容量が一瞬でなくなりましたが今まで何の反応もなかった車のブレーキランプが点くようになりましたが、残念ながらエンジンは掛からず・・・
ブレーキランプが点くようになったならいけると判断し、再度3号機を繋いでなんとかエンジン始動出来ました。
機械を外してエンジンが止まらないか様子を見ながらお会計をします。
酷い場合だとこの会話中にすぐにエンジンが切れる場合もありますが、今回はアイドリングが安定してるので大丈夫そうですね。
お会計も終わり『何が原因かはわかりませんが、バッテリーが電圧が完全に放電してましたね』と話しながらボンネットを閉めたあとにふとおかしな点に気づきました。
お客様は車から降りているしブレーキを踏んでもいないはずなのに、なぜかブレーキランプが赤く点灯しています。
確認のため作業車を見てみましたが、ブレーキを踏んでいないならランプは光るはずないのでやはり点いていません。
お客様に車に乗ってもらいブレーキを踏んでもらいますが、ランプは点いたままで明るくなったりもしませんね。
逆にブレーキペダル上にあげてもらいましたが、やはり点灯しっぱなしです。
ブレーキペダルを上にあげて消えるのであればブレーキペダルが踏んだままの状態になっているので原因としては納得できるのですが、踏んでも上げても変わらず点灯しているのはヤバイ状態ですね。
新品に交換したばかりのバッテリーが2週間経たずにmVまで下がるのはおかしいと思いましたが、ブレーキランプが常時点灯(エンジンを切っても点いたまま)となると納得ですね。
いつこの症状になったかはわかりませんが、某カー用品店で車検に出してバッテリーも交換したとのことですが、この状態で車検通したとなると大問題ですね。
川越市から越谷市まで帰るとのことでしたので、走行は出来るけどブレーキランプが常につきっぱなしでブレーキを踏んでも反応しないので、後ろの車に追突される可能性が少なからずあることと、家に着いたらバッテリーのマイナス端子を外さないとブレーキランプが点きっぱなしでまた上がってしまうことを説明しました。
某カー用品店にも早めにクレームを入れた方が良いことを助言しておきました。
なにもしていないのにこの症状が起きたのだとしたら、
①無料で直してもらう
②今回のバッテリー上がりにかかった費用を請求
③新品のバッテリーに交換してもらう
①と②は当たり前として自分なら③のバッテリーも新しいのに交換してもらいますねと元ディーラー働いていた自動車整備士としての助言をさせていただきました(笑)
バッテリー上がりは1回起こしてしまった時点で性能に影響が多少なりともありますからね。
自分に出来るのはここまでなのであとはお客様が某カー用品店にどれだけ言えるかが問題ですね。③の新品に交換するはこっちから言わない限りはやらないところの方が多いでしょうからね・・・