【埼玉県川越市の鍵屋】
鍵のクロロックです。
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埼玉県全域で鍵のトラブルやバッテリー上がりに24時間出張対応しています。
今回は普段懇意にして頂いている警察署からご依頼があり、富士見市のマンションの鍵開けに行ってきました。
お客様は【鍵はあるけど空転して開かず】携帯電話もなく近くの交番に行き、代わりに警察署からのお電話でした。
連絡先がないため到着時間をお伝えし現場へ到着。
今回の鍵の種類は?
- メーカー名/MIWA
- 鍵の個数/1か所
- 鍵の種類/U9-LSP(ギザ鍵)
- ドアスコープの有無/あり
- 防犯サムターンの有無/なし
- ドアポストの有無/なし
- 破壊解錠の可否/不可
合鍵でしたが、鍵は持っており試すと空転していました。
合鍵でよくあるトラブルは回らないが多いですが、U9で空転するのは珍しいですね。
回らない場合は鍵のギザギザが一致していないから起こります。
空転だと鍵のギザギザは一致していますね。
テールピースの部分に何かしらの影響がありそうですね。
この空転するトラブルはディスクシリンダー錠では結構多く見かけます。
ディスクシリンダー錠の場合は鍵の先端がテールピースの役割を果たしているのですが、長年使用することのより先端部分が削れてきて空転してしまいます。
しかし、現在のU9シリンダーはテールピースは分かれているため、起こりにくいはずなのですが・・・
とりあえずはサムターン回しで解錠!
いつものようにドアスコープからサムターン回しという技法で解錠します。
シリンダーを外してみるもテールピースには問題なし。
錠前のテールピースが当たる部分を見ると少し削れた跡はありましたが問題なさそうでした。
外したシリンダーを再度つけてみると問題なく作動しました。
原因はシリンダーの取付ネジの緩みでした。
今回のLSPシリンダーはサムターン側からネジにて取り付けますが、長年の使用によりネジが緩み、シリンダーが少し浮いてしまっていたと思われます。
通常であればシリンダーが浮いていれば見てわかるのですが、今回のお客様はたまにシリンダーのカラーを自分で増し締めしてたとのこと。
お客様は緩んでいるのをカラーを締め付けることで圧着してたと思っていたみたいでしたが、逆にそれが悪影響を及ぼしてました。
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