皆さんは鍵を増やしたいときはどうしていますか?
ホームセンターや駅の中にある合鍵屋に持っていく方がほとんどだと思います。
料金も安く、お手軽なために便利だと思いますが、注意したほうが良いことがあります。
すべてのお店がそうだとは言いませんが、合鍵屋では靴の修理も一緒にやったりしているお店も多く、アルバイトを雇っており、ほぼ素人の人が鍵を削っているお店もあります。
ギザギザの鍵ならば機械に挟むときや削る力加減等をミスをしなければ、ミスが起きることはほとんどありませんが、下手な人が作ると回らない鍵が出来ることがあります。
1.作った鍵で回るけど動きが悪い
2.作った鍵が回らない
3.作った鍵が抜けない
4.作った鍵が折れて中で詰まった
下手な人が作るとこの4つのどれかが起きる可能性があります。
1.2に関しては普段使ってる鍵に戻して作ったお店に苦情を入れれば済みますが、3は鍵が抜けないと中に入れないし、中に入れたとしても刺しっぱなしだと万が一抜けたときに盗まれてしまう可能性もあります。
4が大問題で鍵が中で折れてしまうと通常の鍵は使えないため、開け閉めも出来ず、大変なことになってしまいます。
ホームセンター内の合鍵屋の場合20時ぐらいには営業が終了して電話が繋がらない場合もありますし、出張のお店ではないため、鍵が抜けないや折れた場合でも行けないから別の鍵屋を呼んでくれということが結構あります。
私も何回か、合鍵屋が来れないからと呼ばれたことがあります。
どんなに技術が高くても回りづらい鍵ができる可能性はありますが、自分のミスを対処できない鍵屋には気をつけてください。
作った合鍵を試すときにはドアを開けた状態で確認することをお勧めします。
鍵が中で折れた場合には手前から抜くことが難しく、鍵穴内を分解しないと抜けない可能性が多々あります。鍵穴を分解するにはドアが開いていないと作業出来ないために最悪な事態を想定して足などでドアを抑えながら確認したほうは良いと思います。
合鍵を頼む際の注意点は持ち込む鍵は必ず純正の鍵を持っていくようにしましょう!
純正の鍵とは鍵穴の持ち手部分にメーカー名が書いてある鍵です。
MIWAやGOAL、SHOWA等メーカー名が書いてある鍵をもっていかないと二度手間になってしまいます。
HやVやFなどのあとに数字が書いてある鍵は合鍵(コピーキー)です。
ちゃんとした鍵屋なら純正の鍵ではないとお断りすることが多いと思います。
どんなに技術がある鍵屋がコピーした鍵でも純正の鍵に比べると精度は下がってしまい、その鍵から又コピーをするとさらに精度が悪くなり上で説明した1~4の症状が出る可能性が高くなります。
鍵のクロロックでは出張してその場で鍵を削るため、回りにくい場合には調整も可能なため作ったその日から使える鍵をお渡しできます。
デメリットは出張して現地で作るために割高になってしまうためにあまりお勧めは出来ません。
鍵を失くしてしまい1本もない状況での鍵製作は合鍵屋では出来ない作業なので、お任せください。
1本もない状況での鍵製作の場合にはシリンダーを取りはずす必要があるため、鍵が開いていない場合には、開錠費用もかかってしまいますのでご注意ください。