【埼玉県川越市の鍵屋】
鍵のクロロックです。
0803738-9669
埼玉県全域で鍵のトラブルやバッテリー上がりに２４時間出張対応しています。
今回は夜遅くにご依頼いただき、さいたま市南区へアパートの鍵開けに行ってきました。
緊急事態宣言の影響もあり、道中にある飲食店にお客も入っていないためか、いつもに比べて道路は空いていましたね。
今回のお客様は携帯電話を持っていないらしく、公衆電話からのご依頼のため、到着時間をお伝えし、アパートの前での待ち合わせとなりました。
今回の鍵はこちら。
真正面から写真を撮ったので分かりにくいですが、握り玉錠と呼ばれるタイプです。
鍵自体は昔ながらのギザ鍵なので、ピッキングで開けることの出来る鍵ですが、一つ問題点が・・・
写真でもわかる通りシリンダーの向きが逆向きで取り付けられています。
片側ギザギザの鍵の場合には、基本的には、鍵を挿す際にギザギザが上になるように取り付けますが、今回の鍵は素人がつけたのか、業者が手抜きをしたのかわかりませんが、逆向きについています。
今回の鍵には左右勝手による部材の違いはないのですが、錠前（ケース）は勝手によって取り付ける向きが違うため、デッドボルトとラッチボルトの位置に違いが生じます。
その際にスピンドルと呼ばれる部品（↑の半月状の部分）を差し込む位置が変わってしまうため、握り玉錠を取り付ける際には、状況に応じてスピンドル（↓の銀色の部品）を取り外して、上下入れ替える必要があります。
ちゃんとした鍵屋の場合には、鍵交換の際にはこのスピンドルの向きを変更して鍵を取り付けるのですが、手抜き業者の場合には、面倒だからとそのままつける業者もいます。
鍵の正しい取付方法はメーカーの取付説書にもあるように
が正しい状況ですので、鍵を交換した際に逆向きで交換された場合にはクレームを入れた方が良いですよ！
今回は鍵開け作業ですが、鍵の向きが反対についていることによって、中の部品の動きが変わってしまうため、苦戦することが多々あります。
今回はなんとか５分以内に開いたので良かったですが、鍵穴が反対向きになっている場合には、お時間がかかる場合もございますのでご了承ください。
