今回はさいたま市大宮区にてヤマハのZRのシート閉じ込め現場で鍵製作をしてきました。
原付はシートの中に鍵を閉じ込めてしまうトラブルが多いんですよね。
風の勢いなどでシートが閉まったりしてご依頼される方が多いですね。
一昔前の原付はシートの横にシートを開ける鍵穴があり、ピッキングで簡単に開けられたのですが、現在走っている多くのバイクはイグニッションのところでシートを開けられるタイプが普及しており、今回のヤマハZRはシートを開ける際は鍵を左に回すだけですが、車種によっては鍵を奥に押し込んで、シートを開けるタイプなどもあり、ピッキングが難しく、鍵を作る方が簡単な場合もあります。
簡単と言っても鍵穴の高さを全て読み取り、削らないといけませんが…
ホンダ車は5枚の3段差と比較的簡単ですが、ヤマハ車やスズキ車は7枚4段差になっていて、高さを読むのも難しくなってます。
今回はいたずら防止の鍵穴を隠すロックも掛かっていたため、レバー下にある鍵穴から高さを読み取ります。位置が悪く覗きにくいので毎回苦戦しながら覗いてます。
ロックが外れたらそのあとにイグニッションの高さを読み取り、鍵を削ります。
今回はM430の鍵を使用しました。
高さは一発で読めましたが、読んだ高さと削る順番を逆にしてしまい、少しハマりましたけども…