不具合に対応するための練習で初体験！

【埼玉県川越市の鍵屋】

最近あったコンピューターマシンのタブレット不具合問題を改善するために久しぶりに車から機械を降ろしました。

１００万超えの機械を買ったは良いものの出番は少なくもったいないですからね。

今回はせっかく降ろしたので練習がてら鍵製作してみました！

まずはピッキング練習用に買ったTOY48シリンダー

TOY48とはトヨタ車のウェーブキーと呼ばれる鍵ですね。

安い中古シリンダーなので今回は鍵がついておらず・・・

鍵穴から高さを読んで作ってみました。

ちなみにキーナンバーからも作製は可能です。

キーナンバーとはキーシリンダーのどこかに書かれているナンバーでこの英数字から段差を調べることが出来ます。

鍵穴から高さを読むと間違える場合もありますが、キーナンバーさえ読めれば百発百中ですね
まぁキーナンバーから検索する設備は必要ですが・・・

私は国家資格持ちの整備士なので大抵の車種はこのシリンダーを取り出すのはたやすいです。

しかし、大抵の鍵屋さんだと外すのに時間が掛かるので鍵穴から読むしかない人も多いでしょうね。

スルスルと回る鍵が出来ました！
TOY48シリンダーは開けるのは難しいですが、高さを読み取るのは簡単です。

正確に読み取れていてもウェーブキーは削るのが難しく失敗する可能性もあります。

しかし、今使っているコンピューターマシンは精度が高いので最高ですね。

高いお金を出した成果がありましたね(笑)

前の会社のコンピューターマシンのときは読みは合ってたのに正確に削れておらずハマった記憶があります・・・

鍵製作で一発で回らないときはどこがダメなのか疑心暗鬼になってハマることが多いんですよね(笑)

鍵屋になって９年目になりますが、今までやることがなかったピンシリンダーの鍵なし作製を初挑戦。

どこかの現場の鍵交換で手に入れた中古シリンダーをピッキング練習がてら高さを読んでみました。

ピッキング練習は過去にもすることはありましたが、鍵なし作製は初めてですね。

鍵が１本でもあれば合鍵作製は５００～１０００円ぐらいでどこの鍵屋でもやってくれると思います。

しかし１本もない状態だと難易度が格段に上がり料金も１０倍～２０倍ぐらい高くなります(笑)

オートロック連動キーなら別ですが、U9に比べてピンシリンダーのオートロック使用率は少なく、わざわざ作る必要もないのでそれなら鍵交換ってなりますからね。

読み取った高さがあっているか自信はなかったですが、初めて削ってみました。

537276というのが読み取った高さです。

数ミリの誤差の世界なのでコンピューターマシンじゃなきゃ０からの作製は難しそうですね。

これが出来上がった鍵です。

運命の瞬間でしたが一発で回りました！

開けるだけならまだしも高さを読み取るのに結構時間かかったので現場でやる勇気はまだ持てないですね（笑）

でも今回のでコンピューターマシンの精度の高さがわかりました！

これを一般的なキーマシンで削る場合には段差の深さ以外に横とのピッチ幅にも注意しなきゃなのでコンピューターマシン様様ですね！