HONDA ステップワゴンのイモビライザー鍵製作【上尾市】

【埼玉県川越市の鍵屋】

鍵のクロロックです。

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埼玉県全域で鍵のトラブルやバッテリー上がりに２４時間出張対応しています。

今回は上尾市内にあるショッピングモールの駐車場にて車の鍵開け・鍵製作をしてきました。

今回は【ミツモア】を通してご依頼いただき、ギザギザの鍵の鍵製作というご依頼でしたが、車種を聞くとステップワゴン。『ステップワゴンの場合はＨ８．５～Ｈ１３．４までの古い車の場合にはギザギザの鍵でそれ以降はウェーブキーですよ』とご説明したところ『Ｈ２４ぐらい』との返答が『それであれば間違いなくウェーブキーの車両です』とご説明させていただきました。
ギザギザの鍵とウェーブキーの鍵製作では料金が変わってしまいますし、ステップワゴンの場合には同じウェーブキーでもＨ１３．４～Ｈ１５．６までの車以降は全車イモビライザーが標準装備となってしまいさらに料金が高くなってしまいます。

悪徳な鍵屋は電話では詳しい情報を聞かず、すぐに向かわせますと言い、現場で高額な請求をしてくることが多いですが、今回のように年式で鍵の種類が変わったり、年式によってイモビライザーが搭載されている車種の場合にはぼったくりには合いやすくなります。

お客様が鍵を失くした際には『ステップワゴンの鍵を失くしたので鍵を作ってほしいのですが・・・』のような感じでお電話すると思います。
ちゃんとした鍵屋であれば、年式を聞いてくると思いますが、悪徳な鍵屋では年式等は一切聞かず、『すぐに作業員を向かわせます』と言って電話を切ります。
お客様が『いくらぐらい掛かりますか？』と聞くと『１５０００円ぐらいです』などと答える場合もありますが、聞かれない限りは答えないのがぼったくり鍵屋の特徴ですね。
現場へ到着すると鍵を見て『鍵が開いてないので開けるのに〇万円、鍵製作は〇万円ですね』などと電話で聞いていた金額とは全然違う高額な請求をされてしまいます。
『１５０００円ぐらいって聞いたんですけど』と伝えると、『ギザギザの鍵ならば安く済むんですけど、お客様の鍵はウェーブキーという特殊な鍵なので高額になるんですよ』などとなり、仕方なく頼んだとしても今回のようにイモビライザーが入った車両の場合には作ったウェーブキーではエンジンはかからず、『イモビライザーが入っているので追加で〇万円です』とさらに高額な請求をされてしまう場合もあります。
追加料金がかかるならと断るとドアとイグニッションは回る鍵は作ったんだからと費用を請求されてしまうんですよね・・・

業者によって値段は様々なため見極めは難しいですが、追加料金が発生しないように、出来る限り鍵の種類や情報を伝えて最大料金を聞くことをお勧めします。
最大料金を伝えてこない鍵屋は、作業途中で『〇〇だったので〇〇円+で掛かります』などと追加で請求してくる場合もあります。

話は元に戻り、【ミツモア】を通して『Ｈ２４年だと１００％イモビライザーが入っているので、鍵を作ってもエンジンが掛からないためイモビライザー登録が必要になるため鍵製作とイモビライザー登録込みで４７３００円(税込)です』とお伝えし、翌日に御成約となりました。

ちなみにですが、紹介の仕事を経由した作業の場合には紹介手数料として２２％〜５０％が発生するため直接ご依頼いただいた場合より１０〜２５%程金額は高くなります。

今回のお客様は車の鍵と一緒に家の鍵もなくしてしまったらしく、前日にスマホで検索して出てきた業者を呼んだけど家の鍵開けだけで高額な請求をされたため、急ぎではない車の鍵製作はその業者に頼むのを諦めミツモアを通して見積をとってご依頼いただいたみたいでした。

ちなみに家の鍵は来た作業員が一目見て『この鍵は防犯性の高い鍵だから通常は１０万円ですけど、壊すので特別に２万円でいいですよ』と言われ閉まっていた上側の鍵のみを壊して開けてもらったみたいでした。交換は部材代と工賃合わせて２ヶ所で５万超えると言われたので壊して開けてもらっただけみたいでした。

お客様に『この鍵だと交換いくらぐらいですか』と鍵を見せられましたが、鍵を見ただけではメーカーしかわからず型番がわからないので、『車の鍵が出来た後、無料で見に行って正確な料金を出しますよ』とお伝えし、まずは車の鍵製作に入ります。

通常であれば鍵開けの際に鍵穴内の高さも一緒に読み取りますが、今回のステップワゴンはキーシリンダーが簡単に外れるタイプでしたので、とりあえず鍵だけ開けます。

１分ほどで解錠完了です。
もしかしたらとのことでお客様が車内をくまなく探しましたが残念ながら予備の鍵は見つからなかったみたいなので鍵製作に入ります。

これより前の年式のステップワゴンはキーシリンダーを取り外すのに内張りを剥がして分解が必要ですが、今回の車両は写真にある黒の丸い蓋を外すと１０ミリのボルトが見えるのでそれを外すと簡単にキーシリンダーが取れます。

トヨタ車は今回のようにキーシリンダーが簡単に取れるタイプも多いですが、ホンダ車にしては珍しいタイプでありがたいですね。

鍵屋になる前は自動車整備士として働いていましたが、ホンダの車は整備性が悪かったです値引き笑

キーシリンダーを取り外すと、どこかに英数字が刻まれているので、そのキーコードから鍵の高さを検索します。

キーコードが入っていないコンピューターキーマシンや一般的なキーマシンの場合には、別に用意するパソコンでキーコードを検索して、表示された高さに合わせてキーマシンで削る必要があるので、数値の入力ミスをする可能性もありますが、このコンピューターキーマシンはキーコード検索が内蔵されているため、検索して出てきた画面をタッチすればそのまま表示された高さに削れるので早くて有り難いですね。

イモビライザー入りの車両ですが、まずはイモビライザーなしのブランクキーで鍵を削ります。
イモビライザー入りの鍵は価格が高いので失敗を防ぐ目的と、お客様にイモビライザーの説明をするときにも便利なので、イモビライザーが１００％入っている車両でもとりあえずはノーマルのブランクキーで削ります。

出来上がった鍵でドアシリンダーが回ることを確認し、イグニッションも回しますがやはりエンジンはかかりませんね。

私が使用しているＮＶＡＮにもイモビライザーが入っているのですが、ＮＶＡＮの場合イモビライザーなしのブランクキーで回すとキュルキュル音がするだけでエンジンが掛かりませんが、今回のステップワゴンの場合だと、一旦エンジンは掛かりすぐに止まってしまいますね。
同じイモビライザーでも違うことを初めて知り勉強になりました。