【埼玉県川越の鍵屋】
鍵のクロロックです。
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今回は狭山市の駐車場にてダイハツのムーブのインロック開錠をしてきました。
車内にスマートキーがあるのに勝手に鍵が閉まったみたいです。
作業をしながら原因の可能性について、お客様とお話しします。スマートキーは電波を発してるので、それを感知しなくなると、勝手に鍵が閉まる場合があります。
まず考えられるのはスマートキーの電池切れですね。
スマートキーにはボタン電池が入ってるのですが、電池残量の表示などはないので、急に電池切れになるんですよね。
次に考えられるのは、カバンの中にスマートキーを入れている場合に電波が遮断されて、鍵が車内にないと判断して自動で閉まる場合ですね。
女性のお客様の場合は、スマートキーをカバンに入れる方が多いので、誤作動によるインロックのご依頼は過去に何回かありましたね。
今回も女性のお客様でしたので、その可能性もあるかなと思いながら作業します。
今回は折角の機会なので、新しく手に入れたリシピックを使用してみました。
ＤＨ４Ｒ（M３５７）の専用工具を使います。
ダイハツ車のほとんどの車両にはM３５７が使用されてるので、今後も使う機会は多そうですね。
ＤＨ４Ｒ（M３５７）は初挑戦でしたが１分程で開きましたね。車種は違えど、工具の仕組みは基本的に同じなので、タイプは違っても使いこなせそうですね。
ダイハツのM３５７は鍵穴内が狭くなってるため、ピッキング工具が入りにくくて、ギザ鍵の中では苦手なタイプだったのですが、こんなに簡単に開いちゃうなら、ダイハツ車の場合にはこのリシピック使っていこうかなと思います。
せっかく買ったんですから使わないともったいないですからね笑
ドアが開いてお客様がカバンの中を探してるとアラームが鳴り響きました。
最近の車には盗難防止のため、アラームがついている車が多いですよね。
ボタンで鍵を閉めたのに、鍵を使って開けた場合や、今回のようにピッキングで開けるとアラームが鳴るんですよね。
大抵の車両は１分程で音は止まりますが、車種によっては一度止まっても時間を置いてまた鳴り響いたりするのもあるので、早めにエンジンをかけるなどの対処をしてください。
深夜や早朝のインロック開錠のご依頼の場合には、ご近所迷惑になるので、作業前にお客様には開いたらすぐに対処するように説明します。
『エンジンをかけると消えるので、エンジンかけてください』と再度説明すると『エンジンがかかりません』とのこと…
今回の車両はツイストノブと呼ばれるタイプで鍵を刺さなくてもツマミをひねるとエンジンがかかるタイプですが、何故かツマミが回りません。
スマートキー内にあるエマージェンシーキーを鍵穴に刺して試しますが、回りません…
エマージェンシーキーが違うのかと、ドアシリンダーで試すと回りますが、イグニッションに差し込むと回りません。（原因不明）
車内にスマートキーがあるのに、イグニッションが回らないとなると電池切れの可能性が高いですね。
車外からボタンを押してもドアロックが反応しませんので、完全に電池切れですね。
サービスで電池交換しようと蓋を外したところ、プラスネジで４ヶ所止まってました…
多くのスマートキーは分解すれば、簡単に電池交換出来るのですが、今回のスマートキーは精密ドライバーじゃないと外せないタイプですが、精密ドライバーを持ってません🪛
お客様には申し訳ないですが、電池交換出来ないことをご説明し、スマートキーの電池切れのときにエンジンをかける最終奥義を教えてあげます。
プッシュスタートの車など鍵を使わずにエンジンをかける車でスマートキーが電池切れでエンジンがかからなくなった場合には、スマートキー自体をイグニッション付近に近づけるとエンジンをかけることが出来ます。
プッシュスタートの場合にはスマートキー自体でプッシュスタートを押し込んだり、今回のようなツマミの場合には手の中に握った状態でツマミを回せばエンジンは掛かります！
スマートキーがイグニッションから離れすぎてるとエンジンが掛からないので出来る限り近づけて試してみてくださいね！
※これは緊急時の方法なので、何回使えるかはわかりませんので、電池切れの際は早めに交換することをオススメします！
埼玉県内で鍵のトラブルは鍵のクロロックにお任せください！
