今回は川越市のアパートの鍵開けのご依頼を受け行ってきました。
今回の鍵はkeidenのカードキーです。
鍵屋になって7.8年経ちましたが、このタイプは初めて見ましたね
keidenのカードキーは小判型をしたカードキーを使用しており、レオパレスの建物でよく使われていたりしていて、見かけるのですが、今回のタイプのkeidenのカードキーは初めて当たりましたね。
恐らく、現在出回っている小判型のタイプの前の型番なのでしょうか
カードキーの場合は鍵穴側から開けるのが難しい場合がほとんどのため、ドアスコープからの開錠方法を取ります。
しかしここでも問題が…
ドアスコープの真下にインターフォンがついており、作業の邪魔をする作りになってました。
最近はインターフォンもカメラ付きが主流になってきてますが、古いタイプでもドア脇の壁についているタイプがほとんどだと思います。
しかし今回のタイプはドアの真ん中にインターフォンが直接ついているタイプでした。
このタイプの場合、部屋の内側に音を鳴らす機械がついているため、ドアスコープからの開錠方法の場合に工具の動きを制限されちゃうんですよね…
鍵も初めて見るタイプでドアも2.3年に1回当たるかどうかの滅多に当たらないタイプと最悪の現場でした
大手鍵屋にいたときは、年間700件程の現場を見てきましたが、珍しい鍵や難しい現場に当たることがほとんどなかったのですが、独立してからは何故か、珍しい現場に当たることが多いんですよね…
最近もマンションの鍵開けで、滅多に当たらない内開きのドアに当たりましたし、なんなんでしょうね(笑)
ちょっと苦戦しましたが、開錠完了です。
部屋の内側は美和ロックのPMKが付いていました。
このサムターンも通常のサムターンに比べて、少し面倒なタイプですね。
通常のサムターンは↑の写真のように、平べったいのですが、今回のPMKのサムターンは楕円形のため、工具が掴みにくくなってるんですよね。
今回は鍵開け中にもう一つ珍しい出来事が起きました!
カードキーを紛失したとのことで作業してましたが、もう開く寸前ってところでパトカーが来て警察官が走ってきました。
鍵屋あるあるなのですが、作業中に近隣の人からの通報で警察官が来ることも結構あるんですよね。
傍目から見たらやってることは泥棒と一緒ですから仕方ないんですけども…
ちなみにその警察官は通報で来たわけではありませんでした。
お客様はカードキーを自転車の鍵と一緒につけていたみたいなのですが、その自転車をコンビニで盗まれてしまい、警察官が職質した男が乗っていた自転車がお客様の自転車で家の鍵もついていたのもあり、取り急ぎ、駆けつけたみたいでした。
いろいろと手続きがあったり、まだ職質中のため鍵を持ってくることは出来なかったみたいで、そのまま作業は続けられたのはこちらとしてはよかったのですが…
お客様の元に向かってる途中、朝5時過ぎなのに自転車の男一人に対してパトカー3台来てるのを見かけてたのですが、まさかのそいつだとは驚きですね(笑)
昨日のブログに書いた、開け終わったあとに靴の中に鍵が入ってたのを見つけた現場に続いて珍しい出来事でした
建物の鍵開けのご依頼はこちらを参考にしてみてくださいね