今日は日曜日の夜にお電話いただき、水曜日に行く予定だった鍵修理の現場に予定を前倒しして行ってきました。
鍵が回りにくいから修理又は交換を希望とのことでしたが、完全に回らなくなってしまい、予定を早めることになりました。
こちらが今回の鍵で、上下2ヶ所ありましたが、下の鍵は使用しておらず、数日前から調子が悪かったのを騙し騙し使っていたのがついに回らなくなったみたいです。
こちらが取り外したシリンダーになります。
TOSTEMのマークがありますが、鍵は美和ロックのPSと呼ばれるディンプルキーが使われています。
到着前から予想してましたが、予想通りディンプルキーでしたので、恐らく鍵穴内に汚れが溜まったことが原因だと思われます。
内筒を取り出したところで大量の汚れが詰まってました。
さらに分解して鍵穴内の汚れを取り除いたところこれだけの量が詰まっていました。
ディンプルキーは防犯性が高く、精度も高いため、鍵の凹凸に汚れが詰まってしまうと高さが揃わなくなってしまい、鍵が回りにくい、もしくは完全に回らなくなる等の症状の原因になってしまいます。
ディンプルキーは精度が高すぎるところがメリットであり、デメリットにもなるんですね
昔ながらのギザギザの鍵と違い、凸凹のため汚れが溜まりやすくなってるんですね
ディンプルキーを使っている方は鍵が汚れてきたなと思ったら、使わない歯ブラシ等で水洗いして汚れを取ることをお勧めします。
鍵が回りにくいと感じたときに、すぐであれば鍵を綺麗にするだけで元通りになる場合も多いです。
それでも回りにくい場合には鍵専用の潤滑剤を使う、もしくは鉛筆の芯の粉でも代用出来ますよ。
回りにくい状態で放置してしまうと今回のように鍵が完全に回らなくなってしまい鍵屋を呼ぶことになってしまいます…
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