今回は坂戸市の戸建てに新規でカギの取付を行いました。
築20年以上の家で現在使用している鍵がすでに廃番になっているために交換するとなるとドアノブ、ケース、シリンダーをまとめと交換となってしまうために、それよりかは安くすむように既存の鍵はそのまま残し、新しく別の鍵を取り付けることをお勧めし、作業となりました。
他の鍵屋にも依頼したそうですが、その鍵屋には「全部交換になるから10万以上かかりますね」とだけ言われ、正確な値段を聞いたら「10万以上15万以内」としか言われず、検討しますと伝えたところ出張費用で4000円請求されて支払ったそうです。
鍵屋にもいろいろあるため料金に関しては様々ですが、見積書も出さず口頭での見積しかない場合には気をつけたほうが良いと思います。
鍵のクロロックでは見積の場合や発注作業になる場合でも必ず紙に記入してお渡ししますので安心してください。
今回取り付けた鍵はGOAL社のV‐AD‐5と呼ばれるタイプで補助錠のように通常の鍵以外にもう1つつける場合などに多く使用されています。
ギザギザの鍵はピン数(鍵のギザギザの数)が5ピンや6ピンのタイプがほとんどですが、このV‐18はピンの数が18個あるタイプになります。
ギザギザの鍵は多くの鍵が上面にギザギザがあるだけですが、ディンプルキーは鍵の表面と側面にボツボツの穴があり、ピンの数を増やすことにより防犯性能を上げています。
今回の鍵は耐ピッキング性能が10分以上と最高ランクに属しています。
ちなみのギザギザの鍵タイプのS‐AD-5にした場合には耐ピッキング性能は5分未満のランクになっています。
ギザギザの鍵と今回のディンプルキーでは料金は約3倍違いますが防犯性能は3倍以上は違いますので安心してください。
今回は鍵を2本必要とのことでしたのでF-109のブランクキーを使用し、純正からコピーして作っていきます。
純正の鍵から高さを読み取った後は鍵の表面と側面をドリルで削り完成です。
ディンプルキーの鍵はこのコンピューターマシンにして初めて現場で削りましたが、スムーズな鍵が出来ました。
↑こちらが完成した鍵になります。
ディンプルキーはすべてのピンの高さが合わないと回らない鍵が出来てしまうぐらい難しい鍵ですが、鍵のクロロックでは純正の鍵に限りなく近い鍵をお作り出来ますので、お任せください。