住宅の半数以上で使われている美和のU9シリンダーの合鍵製作をしました
美和のU9とはギザギザの鍵ですが、防犯性が高く多くのマンションやアパートで使われています。
一戸建ての家だとU9の前の型のH248と呼ばれるディスクシリンダーが使われていたり、防犯性の高いディンプルキーが使われていたりするため、マンション等に比べたら、少ないですが、他のメーカーの鍵よりは高い確率で使われています。
お持ちの鍵にMIWAと書かれていて尚且つ鍵穴に鍵を横向きで挿す場合にはU9の可能性が高いです。
鍵のクロロックで使っているコンピュータキーマシンでは上記のように純正の鍵から高さを読み取ります。
あとはこのようにブランクキーH760をセットして削るだけです。
このキーマシンは削ってるときは緑色のランプが光り見てて飽きません。
これが削り終わった鍵です。
左側が純正の鍵。右側がコピーした鍵になります。
通常は合鍵はあまりオススメ出来ませんが、このキーマシンで削った鍵は精度が高く純正の鍵とほとんど変わらない使い心地の鍵が出来ます。
通常の合鍵がオススメ出来ない理由としては、その作り方になります。
多くの鍵屋が使っているキーマシンは片側に純正の鍵を置き、もう片方にブランクキーを置き押し込むことで純正の鍵と同じように削る方法で作ります。
しかし人の手で押すため一定の力で押せないと削りが甘くなったり、押し込みすぎて削れ過ぎる場合もあったりしてやはり純正の鍵より精度が悪くなってしまいます…
コンピュータキーマシンの場合高さの数値を入力したあとは自動で、削ってくれるために削りが甘いや削りすぎということはなくなります。