今回はフォルクスワーゲン-ニュービートルのシリンダーを開錠しました。
実車ではなく練習用に仕入れた中古のシリンダーを使ってですが…
上記の写真はピッキング開錠の方法でテンションを掛けながら中のタンブラーを一つ一つピッキングして開ける方法になります。
今回もう一つ試したのがLISHIピックと呼ばれる開錠工具を使っての方法になります。
このように専用のLISHIピックを使い、ピッキングをしていきます。
通常のピッキングだと鍵穴を覗きながら一つ一つピッキングするため目を使いますが、このLISHIピックは鍵穴を覗くことなくピッキング出来るのでやって見たら簡単に出来ました。
このように縦向きだった鍵穴が横になればロックが外れます。
LISHIピックを使った利点は開錠後に鍵を作る際に便利になります。
開錠してる状況で1~8の縦の数字のところで再度ピックを押し込むと一定の数字のところで止まるようになり、そこに書かれている横の数字を読み取るとそこの段差を知ることが出来ます。
1~8までの数字を読み取り出てきた数字の通りに鍵を削れば鍵の完成です。
今回のようなフォルクスワーゲンやアウディに使われてる虫が這ったような形をした鍵は削るのも難しいですが、鍵のクロロックで使用しているキーマシンでは問題なく作ることが出来ます。
今回HU66のLISHIピックを初めて試してみて、簡単に出来ましたが、問題点は車種ごとにこのピックを集めなきゃなので、少し厳しいです…
鍵のクロロックではLISHIピックを使わなくても外車の開錠も可能なので、鍵のインロックをしてしまった場合にはお任せ下さい。
ウェーブキーなど防犯性の高い鍵はこちらを参考にしてください。